香りを嗅いで認知症予防と風邪対策

アロマセラピーは高齢者の方の心を癒すだけではなく、認知症予防の期待も高く、研究も進んでいます。

認知症予防と生活習慣には深い関係がありますが、食事、睡眠、運動のほかにも、趣味や楽しみを見つける事も有効だと言われています。

中でも、年齢を問わず手軽に楽しめるアロマは、香りを楽しめるだけでなく、香り成分が嗅神経や脳を刺激し、記憶力を活性化してくれるとも言われています。

認知症にもいくつかありますが、中でも全体の60%を占めるアルツハイマー型認知症予防にアロマが効果的だとされています。

介護老人保健施設でアロマセラピーを用いて行った調査により、アロマセラピーには知的改善効果が期待されることが確認されました。

(参考文献 池田書店 認知症の介護に役立つハンドセラピー)

また、抗菌、抗ウィルス、抗真菌作用など非常に有効な作用をもつ精油があります。

そのような精油を空中に噴霧しておくだけで風邪対策につながると言われています。室内の抗菌作用を期待し、免疫力アップにも繋がるため日頃の健康管理に使うこともできます。

認知予防に使いたいアロマ

今回は鳥取大学の研究で実際に使われたアロマをご紹介します。

朝におすすめの精油・・・朝は集中力を高め、記憶力を強化するローズマリーとレモンのブレンドがおすすめです。

ローズマリーはフレッシュなハーブの香りが特徴で、集中力をアップさせたり気持ちを高めたりするのに役立ちます。

レモンは柑橘系のさっぱりした香りで、血行促進や気持ちを前向きにさせる効果が期待できます。

夜におすすめの精油・・・夜は鎮静作用のあるラベンダーとオレンジのブレンドがおすすめです。

ラベンダーは甘いハーブの香りで、高いリラックス効果があるとされています。安眠効果をもたらし、寝る時にぴったりのアロマとしても有名です。

オレンジは柑橘系の香りで、ラベンダーの香りが苦手な方でもアロマが使いやすくなります。不安や緊張緩和に役立ち、気持ちをリラックスさせてくれます。

抗菌を期待した噴霧におすすめの精油・・・オンガード(保護ガードブレンド)

丈夫な体づくりや空気の洗浄に効果的です。免疫機能に働きかけ、殺菌作用もあります。有害なバクテリアやカビ、ウィルスに対して強力な殺菌力があるオイルをブレンドしたものです。

ブレンドされているオイル・・・オレンジ、クローブ・バッド、シナモンパーク、ユーカリプタス、ローズマリー

他にも有効な成分のオイルはたくさんあります。

体や脳の老化は自然な事ではありますが、エッセンシャルオイルの芳香成分は脳を刺激し、目覚めさせ、機能を正常へと導く働きがあります。精油を使って記憶力はもちろん、理解力や注意力なども高めて、生活を豊かなものにしていけたらとても良いですね。

また、ウィルスの気になる季節になってきました。

エッセンシャルオイルをディフーズして家族の健康を守りましょう!

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