癌治療に用いられるアロマの目的

アロマセラピーが、がんの治療に用いられる目的としては、がん患者の心理状態、特に不安感やうつ症状などの精神的症状の改善効果、また、がんに伴う痛みなどの身体的症状の改善効果、抗がん剤や放射線療法の副作用を軽減する効果などです。
決して、がんが縮小したり消失したりすることはないと考えたほうがよいでしょう。

アロマセラピーのメカニズム
アロマセラピーの有効成分である精油(エッセンシャルオイル)は、次の3つの経路から体内に入りその薬理作用を発揮します。

鼻腔内でにおい・香りとして神経系に作用する
皮膚から直接吸収され局所に作用したり、吸収された成分が血流にのって神経系や内分泌系など全身的に作用したりする
気道などの粘膜から吸収され局所に作用したり、吸収された成分が血流にのって神経系や内分泌系など全身的に作用したりする

アロマセラピーは、においや香りをかぐだけと思われている方も多いかもしれませんが、 アロママッサージなど直接肌に触れる場合やアロマバスなどを用いてアロマセラピーを行った場合は、皮膚や粘膜からも吸収され効果を発揮することを知っておいてください。

四国がんセンターHP 引用

Follow me!